仕事のスイッチ [ フットボールシューズ企画]

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今の仕事を目指したきっかけは?

父親も兄もサッカーをやっていたので、私自身も4歳くらいから自然とボールを蹴っていました。
そこでサッカーの楽しさや魅力にハマり、19歳のときにはヴィッセル神戸でプロ選手としてチームに所属していました。選手としては1年間だけだったのですが、そのとき私はまだ大学生だったので、この先仕事をするならスポーツに関係する仕事がしたいと思ったのをきっかけにミズノへ入社しました。
幸いにも1年目から興味のあった企画部に配属となったのですが、担当したのは野球のシューズ!
サッカーしかやってこなかった私は野球の経験はゼロ。何から何まで違うので、最初は戸惑いましたが、シューズの担当になったのが恵まれていました。現役のサッカー時代は、足で勝負してきたので、シューズのフィッティングへの感覚は敏感ですし、プレーする上でのシューズの重要性は理解していました。
種目は違えど共通するものがあって助かりました。もしこれが例えば野球バットの企画だとしたら、お手上げだったかもしれません(笑)。そこから海外で経営企画の仕事や、ランニングシューズ企画への異動などを経て、昨年からフットボールシューズ企画の担当となりました。

お仕事の内容を教えてください。

企画の仕事とは現状のマーケットでおこっていることを正確に把握し、各国から情報収集した上で、将来どんなプロダクトラインナップを組み立てるかを考えること。簡単に言えば、今よりもっと売れるモノとストーリーを作り上げる仕事です。
ミズノのフットボールシューズはプロ選手も一般の方が履くものも基本的に大きく変わりはありません。ミズノフットボールの根幹であり、30年間以上変わることのない『軽量・柔軟・素足感覚』というコンセプトを基に、いかに軽くて足馴染みの良い1足を作るか。そのために重要なのがヒアリングです。最終的にシューズを履いてくれるエンドユーザーと呼ばれる小中学生の声を聞きに学校を訪問したり、サッカーの大会に来た選手に実際に商品を履いてもらったり。どんなシューズが欲しいのかを聞くのはもちろんですが、できあがったサンプルを持っていって実際に履いてもらい意見をもらうこともよくあります。
それはプロの選手に対しても同じ。
トップ選手になればなるほど感覚が優れていて、履いた瞬間に良いか悪いかがわかるんですよ。選手のパフォーマンスをサポートし、最高のシューズを作る為に、国内外で活躍されているトップ選手の元にも、よくお話を伺いにいきます。

やりがいを感じたり大変だと思うことは?

作りたいシューズのコンセプトが固まったら指示書を作成して工場へとサンプルを発注するのですが、シューズ作りに携わるのは企画部だけではありません。
開発、デザイン、ソーシングや生産、そして最前線でがんばってくれている営業などがひとつのチームとなって1足を作りあげるのですが、サンプルが思った通りに出来あがってこないこともあります。でも妥協せずに最後まで細かいところにこだわるのが私たちモノ作りに携わるメンバーの使命ですので、納得するまで時間をかけて作る。
だからこそ、商品が完成しそれが店頭に並んだのを見たとき、子どもたちがそれを履いてサッカーをしている姿を見たとき、プロのサッカー選手がミズノのフットボールシューズを履いて試合に出ている姿を見ると、本当にやって来てよかったと思います。

読者へのメッセージをお願いします

何にでも言えることだと思いますが、継続すること。
仕事にもスポーツにも勉強にもラッキーなんてないと思うんです。一つ一つコツコツ積み重ねて、それが知らないうちに成果となって大きな仕事や結果に繋がると思います。
もちろん、ときには歯をくいしばらなきゃいけない状況に遭遇することもあります。でも諦めずに続けること。
それと、任された仕事や役割が自分のやりたいことじゃなかったとしても、まずは興味を持ってみる。その経験は必ず身になって将来の役に立つと思いますよ。

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